【ついに実現】40歳を目前に東京から地方へ移住しました
ついに地方へ移住しました。
東京から北へ。
そう、当初の目標であった東北へついに移住しました!
まさか移住なんてことを自分がやるなんて思ってもみませんでした。
なぜなら自分はごくごく平凡なホワイトカラーのサラリーマンだからです。
自分のことながら凄い!
今回はどうやって地方移住したのか簡単に紹介します。
そもそもなんで移住しようと思ったか
自分が移住したいと思ったのは、以前転勤で東北の田舎に数年住んだ経験からです。
そこでの生活にハマり過ぎて、
- 満員電車に乗らなくてもいい生活がしたい
- 夏に涼しいところで生活したい
- 自然が感じられる場所で暮らしたい
- ネットがあるから東京じゃなくてもいいかな~
こんな感じで「移住」を考えるようになりました。
どんな感じで地方の田舎暮らしにハマってたかこちらの記事をご覧ください。
これを書いている時は2年後に本当に移住しちゃうとは思ってもみませんでしたね。
どこに移住したか
大好きな東北の、岩手県に移住しました。
岩手は本州で1番広い県で、夏には新鮮な野菜と果物、沿岸は海産物の宝庫、秋には新米と松茸、冬には雪が楽しめる素晴らしいところです。
温泉も山も海もある、東北新幹線も通っていて東京から3時間あれば移動できます。
どうやって移住したか
職場が東北の企業に転職しました。
普通にサラリーマン継続です。
しかも事務職です。
東京の事務職から、岩手の事務職へ。
総務系ですよ。
え?平凡すぎてがっかりした?
そう、その平凡な転職のその先に移住があったのです。
地方移住ってきくとカフェやパン屋さん開いたり、農業やったり、伝統工芸やったりみたいなイメージありませんか?
自分もそういうことしなくちゃいけないと思い込んでたんですよ。
だって地方移住イベントとかで冊子とかパンフをもらったりすると、だいたい自営業か農家でしたから。
TVや雑誌でも地方移住している人はだいたい農家とか伝統工芸に携わっている人が紹介されてるし。
だけど自分はコーヒーが苦手手でカフェにはあまり行かないのでなじみがないし、農業は作るよりも食べるほうが好きだし、伝統工芸は好きだけどじゃあそれを仕事にしたいか?と聞かれれば「どうだろう?」みたいな体たらくでした。
だったら職場が地方の会社で働けばいいんじゃない?と思い、試しに転職エージェントに登録しに行き、なんやかんやあって岩手に職場がある会社に無事に転職しました。
新たにビジネスやらなきゃいけないと思うと地方移住のハードルがめちゃくちゃ高くなっちゃうんですが、サラリーマンからサラリーマンだと心理的なプレッシャーは少し低くなります。
こういうパターンって結構あると思うんですけど、あまり見かけないですよね。
サラリーマンの移住者ってドラマ性も低いし地味だから取り上げられないのかな?
移住してみてどうか?
東京から岩手に引っ越して1ヶ月が経過しました。
まだまだ気持ちがフワフワしていて地に足がついていない感じです。
見知らぬ土地で一人ぼっちの心細さはヒシヒシと感じています。
でも、そうやって夢を抱いて地方から上京してくる20歳前後の若者もいるわけで、中年が耐えられないということもないだろうと自分を励ましています。
東京のマンションだったらいつでも資源ゴミや不燃ゴミを敷地内のゴミ集積所に出せたのにこっちじゃ曜日が決まっていてやりにくいとか、プロパンガスは東京ガスに比べて倍以上高くてうんざりするとか、そういう生活の小さいところから始めています。
住んでいるところは街中なので部屋の窓から見えるのは住宅ばかり。
「本当に岩手に住んでいるのだろうか?」と思ったりもするのですが、遠くには山並みを拝めるし、少し車を走らせれば青々とした山と田んぼが見えるので「地方にいるのかもしれない」と思いながらも、実は栃木や茨城辺りにいるかもしれない。
・・・てな具合です。
寒くなって雪がちらつき始めたら岩手にいる実感を噛みしめられるかもしれません。
つまりまだまだ現実感がないわけです。
移住してみての1ヶ月経過の感想は長くなりそうなのでまた別でやりたいと思います。
そんなわけで意外と移住のハードルは高くないという平凡なお話でした。