いぐべし東北

Let's go tohoku !

田舎に住んでいる都会出身者が都会の知人を接待したら

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東京から東北のいなかに転勤し、その後再び東京に戻ってきたいちにさんです。

東北に住んでいた頃に都会の知人が訪ねてきた時のことをまとめました。

 

 

 

 

田舎で都会人を接待するのは難しい?

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相手は都会人です。

都会は便利で何もかもあります。

次の電車がすぐ来る、コンビニがすぐそばにある、いろんなおいしいお店がある、歩いていける距離にスーパーがある、夜遅くまで飲み屋がやってる等など。

いなかと都会を比較したらものすごい環境的格差があります。

 

そして、都会人はそれに気がついていません。

もともと都会に生まれ育った生粋の都会人は、便利さを当たり前だと思っています。

 

なので不便さとローカル感を感じさせれば接待は成功です。

 

田舎で都会人を接待するのはちょろい

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東北新幹線の駅から自宅までが遠いので山の中を1時間以上車で走ります。

「全然車が走ってない!民家もない!すごい!」

 はい、山の中を走るだけでもう感動です。

 

続けて観光地的なところに行きます。

展望台が喜ばれます。

「見晴らしがいい!すごい!」

普段から高いビルに囲まれて過ごしている都会人は、広くて見晴らしのいいところに連れて行けば自動的に感動します。

 

次に地元のスーパーや道の駅。

「なにこれ、見たことない!すごい!」

ご当地食材の宝庫で地元料理はもちろん、ご当地カップラーメンやご当地缶詰などもウケます。

地元のお店に招待するのもいいですが、自宅で新鮮で安い地元食材を振舞うのも大喜びします。

 

最後に自宅に招待します。

「まわり田んぼばっかり!すごい!」

ついでにかえるの声がうるさかったり、ケモノの声が聞こえたりするとさらに感動を深めます。

 

いちいち感動する都会人ちょろすぎです。

 

都会人に不便なところに住んでいて大変じゃないかと心配される

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「こんないなかに住んでてやっていけてる?大丈夫?」

都会人にはよくこんな風に心配されます。

確かに都会に比べたら不便です。


電車に乗り遅れたら次は2時間後とかなので、全ての予定が狂います。

夜道は明かりが少なくてよく見えないですし、数少ない飲み屋に行けば知人とバッティングするし、スーパーに行けば知っている人だらけだし、ユニクロはないですし。

大変だけど、でもそういうところをひっくるめていなかという場所が好きです。

それに困ったらいなかのみんなが助けてくれます。

まあ、便利にもなって欲しいのも本音ですけどね。

だから正直にこたえます。

 

不便で大変だけど楽しいよ、と。

 

都会人を接待した時のまとめ

 

  1. 都会人を接待する時は自然体で普段のいなかを見せると喜ぶ
  2. 大好きな地元を自慢できるので、実は接待しているほうが楽しい

 

 都会人を接待する時の参考にしてみてくださいね。