ひょっとこ面やかわいい張子の人形と出会える福島県にある高柴デコ屋敷
今CMで注目を集めるデコ屋敷。
デコ屋敷は福島県にあり、そこでは職人さんが手作りの人形を作っています。
- 福島県郡山市にある高柴デコ屋敷とは
- 本家 大黒や 大黒屋古民家
- 彦治民芸
- 本家 恵比寿屋
- 橋本広司民芸
- おいち茶屋(飲食店)
- 大黒屋 物産館(お土産とインフォメーション)
- 高柴デコ屋敷へのアクセス
- まとめ
福島県郡山市にある高柴デコ屋敷とは
デコ屋敷があるのは郡山市ですが、江戸時代は三春藩領の高柴村でした(東奥州田村郡三春城外高柴村)。
この三春藩出身者で有名なのが伊達政宗の正室 愛姫(めごひめ)です。
「デコ」とはおでこのことではなく、方言で人形のことを指します。
デク(木偶)がデコになまったのかもしれません。
また、集落を「屋敷」と呼んでいたことから「人形を作る職人の集落」という意味で「デコ屋敷」と呼ばれています。
高柴デコ屋敷には6つの建物(内、工房は4つ)があります。
- 本家 大黒や 大黒屋古民家
- 彦治民芸
- 本家 恵比寿屋
- 橋本広司民芸
- おいち茶屋(飲食店)
- 大黒屋 物産館(お土産とインフォメーション)
デコ屋敷内にある工房は基本的に出入り自由です。
見るときは「こんにちは」とご挨拶してお邪魔します。
中は職人さんのいる工房兼工芸品の販売店舗になっていて、その場で人形を買うことが出来ます。
十二支、だるまなどの人形があり、最も有名なのが三春駒です。
人形はそれぞれの工房で微妙に型や絵付けが変わるので、それを見るのも楽しいです。
また手作りですので同じものはふたつとありません。
本家 大黒や 大黒屋古民家
デコ屋敷で一番手前にあります。
入り口。
ノスタルジックで味があります。
また、絵付け体験も出来ます。
彦治民芸
www.dekoyashiki-hikojimingei.co.jp
屋根に彦の字が。
迫力の天狗面がお出迎え。
軒先には作った人形が置いてありにぎやかです。
こちらの工房でも絵付け体験が出来ます。
本家 恵比寿屋
残念ながら行ったときはお休みされてました。
橋本広司民芸
他と離れて少し奥まった場所にあるのが橋本広司民芸です。
行く途中に何もなくて少し不安になりますが、看板が道しるべになります。
CMほくほくとうほくで福島パートを飾ったのがこちらの橋本広司民芸です。
CMで踊っていたのは17代目橋本広司さん。
おいち茶屋(飲食店)
ここでは軽食がいただけます。
デコ散歩が終わったらここで一休み。
小上がりとテーブル席があります。
お土産も買えます。
夏は冷やし甘酒だね!
大黒屋 物産館(お土産とインフォメーション)
大黒屋さんの物産館。
インフォメーションもこちらです。
張り子商品、張り子関連グッズ、アイテムまたは地域特産品を多数取り扱っております。
ここでしか販売していないオリジナル商品が有ります。・ホームページから通信販売しております!
・ホームページ内で21代当主のブログ・ツイッター・フェイスブックが見られます。
・本家大黒屋の人気!絵付け体験受付もしています。
・足が不自由な方のために、車いすの貸出もしています
高柴デコ屋敷へのアクセス
デコ屋敷はここ!
福島県郡山市西田町高柴字舘野169
車で行くのがおすすめです。
電車は本数が少ないので、車で行くのが一番便利がいいです。
郡山東ICより車で10分程度。
電車で行く場合は、郡山駅から磐越東線で2駅目の三春駅で下車。
そこからはタクシー利用です。
「デコ屋敷まで」といえばOKです。
料金は片道1,200~1,300円程度で5分くらいで着きます。
駅にはレンタサイクルがあるので自転車でも・・・
気候がよければ・・・アップダウンあるけど・・・行けるかも・・・
たぶん。
三春駅のポスト。
駅前の電灯。
なんと三春駒になってます!(写真わかりずらくてすんません)
こちらの街路灯をデザインしたのは白川郷合掌集落のライトアップも手がけた照明デザイナーの石井幹子さんです。
駅ご利用の方は見てみてください。
まとめ
懐かしい雰囲気が漂うデコ屋敷。
人形も素朴でかわいくて、なんだかずっといたくなります。
お店の方たちも気さくにお声をかけてくださるので一人で行っても楽しいです。
秘法館チックなところもあったり。
是非ともデコ屋敷にいらしてください。